-岩手県の児童養護施設「青雲荘」でボランティアレッスンを行いました。 -
「ふーん、そうなの、アメリカから来たの。」外国人講師の英語での自己紹介を聞いていた小学校2年生の女の子がこうつぶやきました。この女の子は普段、特別な英語の勉強をしているわけではありません。勿論、外国人講師は、言葉だけでなく、写真等の視覚に訴える道具や、身振り手振りを用いて伝えようとしており、女の子は体全体（五感）を使って、それを受け止めてくれたのです。
これは、岩手県の児童養護施設「青雲荘」でのボランティアレッスンの一コマです。 昨年同様、外国人講師１名と日本人スタッフ１名がボランティアレッスンに伺いました。参加してくれたのは15名の小学生です。
昨年と同じ講師が伺ったので、覚えていてくれた子ども達が多く、大喜びで迎えてくれました。子ども達は終始、笑顔で大きな声で、とても元気です。講師も、笑顔を絶やさず、褒めたり、ハイタッチをして、どんどんコミュニケーションを深めて行きました。子ども達もコミュニケーションの楽しさを体得してくれたようです。
相手を理解したいという気持ちと、相手に伝えたいという気持ちが相互作用してコミュニケーションが成り立ちます。そのためには、まずは素直に受け入れる心が大切なことを、子ども達は改めて気付かせてくれました。こんな素直さが、すくすくと育ち、見事な実を結ぶことができるよう今後もインタラックは支援して参ります。
最後に、今回、私どもを快く受け入れ、ご協力くださった「青雲荘」に心より感謝申し上げます。
