私の住んでいる常陸大宮市は、茨城県の北西部に位置し、小さな山々に囲まれています。
常陸大宮市は幾つもの町や村が集合しているため、バラエティに富んだ現地の食事を味わうことができます。小川町の大福、山方町の新鮮な鮎の串焼きがその一つです。
町や村にはそれぞれ個性があり、常陸大宮市の中にいながら、訪れるエリアを変えるだけで新鮮な体験をすることができるのです。食欲が満たされて休みたいときには、程ない距離に温泉が幾つもあるので、美しい自然に囲まれながら癒されるという日本ならではの体験ができます。個人的には、茨城県の中で山方町と小川町の温泉が一番気に入っています。
お勧めのイベントも多く、夏祭りなら、活きのいい鮎や、ぬるぬるとすべるウナギの掴みどりができる山方町の「鮎の里祭り」です。
１１月に是非訪ねていただきたいのは、「やまがた宿芋煮会」というイベントです。地元産の里芋などを、日本で二番目に大きなジャンボ鍋で調理した芋煮が楽しめます。
日本と聞いて連想するような典型的な美を常陸大宮市が見せてくれるわけではありませんが、日本の街の"リアル"を体験するには最適な街ですね。 （常陸大宮市在住：ジェフ・ラッジ）
